築１６年になる屋根材との色合いを新しいサンプル色と合わせて確認します。新築時の色合いは特注色だったことも有りサンプルの色合いで一番近い色味を選択します。一般的に新築時のガルバリウム鋼板の屋根色は艶が無いのが一般的になっています。リフォーム等で塗り直しの場合、艶が有る塗料の仕上げになります、艶が無い仕上がりの塗装も可能なのですが艶が有る塗装に比べて、耐久性に違いが出てくるので通常は艶が有る形で塗装工事を行います。新築時のように艶なしの仕上げに比べて多少艶が有る分、光が反射するような感じになりますが屋根を長く保護する上では重要になります。

　建物の四方に足場を掛けて、周辺に汚れなどが飛んでご迷惑をおかけしない様に、ネットを貼ります。屋根の塗装工事・外壁の塗装工事いずれも同様な形で準備します。足場を掛けて屋根の洗浄から工事が開始します。高圧洗浄機で屋根の汚れを流していきます。きれいに洗浄が完了しましたら塗装工事を開始します。

　既存の屋根を洗浄後、下地錆止め塗装工事を行いまして乾燥後にシリコン塗装にて屋根を塗装いたしました。既存の屋根の色合いに近い色味で塗装工事を行いました。シリコン塗装にて３度塗りで仕上げます。雪止めも錆が出てきている場合が多く、雪止めも同様の色合いで塗装工事を進めていきます。新築時の色合いを復活させてきれいに仕上がりました。塗装が弱くなると屋根に積もった雪も落ちにくくなり錆などの進行が速くなるので早めの対応が家を長持ちさせます。