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築15年経過したベランダのFRP防水の表面です。色の違いから分かるように屋根のかかっていない部分が傷んできています。
表面のトップコートがはがれてきているのが原因で色が黒ずんできています。冬場に積もった雪をそのままにしておいていた様子で、凍結と解氷を繰り返して劣化が進みました。
皆さんはお住まいのベランダに積もった雪の処理をどのようにされていますか?屋根がついているベランダでしたら雨や雪の影響を受けにくいのですが、一般的には屋根が無いベランダが多い状況です。2階のベランダの場合は雪の除雪がスムーズにできないこともあり、見てみないふりをして春を迎えることも多いと思います。1年2年であれば問題ないのですが築年数が5年位経過してくるとベランダの床のFRPの素材も夏の紫外線と冬場の積雪、凍結の影響を受けて劣化が進んできます。表面のコーティングが弱くなることと合わせて、壁の中に浸透して雨漏りや、構造体への影響も出てきます。あまりひどくなってしまいますと大がかりな工事になってしまします。可能な限り、冬期間の除雪と5年に1回を目安にFRPの表面トップコートをすることをお勧めします。少しの配慮で建物を永く快適に保つことができます。
屋上の床、FRPの状態を確認しています。屋上の場合面積も広く、雨の紫外線、積雪の影響を受けやすい部分になりますので注意が必要です。
比較的日当たりの悪い部分の劣化も目立っています。水はけの悪い部分も注意が必要ですね。